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【連載】「安全な職場づくり」労働災害防止 Q&A 年末年始は、何かと急ぎの仕事や予定外の仕事などが増えがちですが、安全上特に気をつけておくことは何でしょうか?

年末年始は災害が多い?

12月や1月の労働災害発生件数を見ると、他月と比較して特に多いというわけではありません。しかし、製造業でいえば、納期がいつもより厳しかったり、機械設備のシャットダウン・立ち上げをするなど、焦りや不慣れな状況が生じて、ケガにつながりやすくなるということは間違いありません。

  「たぶん」「だろう」が生じる

中災防では毎年度「年末年始無災害運動」(12月15日~1月15日)を実施しており、平成27年度の標語は“「たぶん」「だろう」に危険がひそむ しっかり点検 年末年始”です。

焦りや不慣れな状況では、「たぶん○○だ」や「大丈夫だろう」といった気持ちが生じて、作業手順の省略や、憶測での作業につながってケガをしかねません。年末年始はこういった「行動災害」が生じやすい時期なのです。

行動災害防止に効く対策は?

行動災害の防止には1人ひとりの安全意識はもちろん大事ですが、管理する側にも防止するための対応が必要です。

では、行動災害防止の特効薬はあるのでしょうか? 答えはNOです。そもそも仕事が忙しければ、当然焦りますし、「焦るな!」と指導しても、人間なかなか意識を変えられません。

しかし、そんな中でもできる限り安全に仕事を進めるためにできる大切なことがあります。

(1)4Sの徹底
そのひとつは、整理、整頓、清掃、清潔(4S)の徹底です。4Sに不備があると、物を探すのに時間が掛かって余計に焦ったり、他の物で代用したりして危険が生じかねません。また、不用意に物が置かれているとつまずいて転びやすくなります。要は4Sの不備は、ケガにつながるリスクがあちこちに存在する状態なのです。そこに焦りや不慣れが重なると、ケガにつながる可能性が格段に上昇します。年末年始は大掃除の時期です。不要な物はないか、必要な物は置き場所が決まっているか、すぐに取り出せるようになっているかなどをチェックして4Sを進めましょう。

(2)豊かなコミュニケーション
もう一つ大切なのが、コミュニケーションの活性化です。「慌てないで一呼吸置いて!」と周囲が気遣えれば、ハッと我に返って、「次の仕事は○○して、△△するんだったな」と確認する機会を与えます。コミュニケーションがとれ、安全を大事にする風土がある職場はいきいきしているということを、われわれはたくさん経験してきました。なかなか難しいことですが、お金はかからず職場を元気にする大切な取り組みです。年末年始を良い機会と捉えて、決意を新たにし、豊かなコミュニケーションのある職場を目指しましょう。

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